ビジネスローンによる銀行融資と改善計画書・・・?

知り合いから、こんなメールをもらいました。


 「ビジネスローンは改善計画書を出せば可能性が上がる?」


私としては、
「へー、そういう銀行もあるんだろうなあ・・・」
と思ったくらいでした。

だけど、ちょっとだけ詳しく聞いてみると、
これは、ある大手ファイナンス関連会社のメルマガに
掲載されていた内容だったそうです。

勘違いしないで下さい。
私はそのメルマガの誹謗中傷をするわけでは
ありません。

色々な視点があって当然だと思っております。

ここで、色々とわかることがありますよ。

そのメルマガによると、
ビジネスローンのポイントは、


 1.売上は伸びているか?売上規模・自己資本比率はどうか?
 2.黒字経営か?
 3.欠損金・含み損はあるか?


と書かれていました。

とてもよくまとまっておりますね。
私も、非常に参考になります。

こういうふうに3つに絞って説明するというのは
とても勉強になります。


しかしながら・・・、
それらの条件をクリアできている会社ばかりでありません。


 『その場合は、現実的でしっかりとした「事業計画書」や
 「経営改善計画書」を作成することで融資への道が
 開ける場合もあります。』


とそのメルマガには書かれていました。


これをどう解釈するかなのですが、
確かに、ビジネスローンにおいても定性的な部分だって
加味されます。検討する金融機関は当然あります。

しかし、


 「ビジネスローンで駄目」→「改善計画書で再度チャレンジ」


という道はどうなんでしょうか・・・。
このメルマガがこの流れを示唆しているかどうかも
文章のニュアンスからはっきりとは掴めません。

どなたか、そういう経験をされて
無事、ビジネスローンを獲得できた方がいたら
教えてください。

私の勉強にもなりますし、
ケーススタディになります!!


さて、

「改善計画書を作成することで融資への道が開ける場合もある・・・」

というのは、必ずしもビジネスローンのことを
言っているのではないと思います。

これは恐らく、銀行融資でもプロパーのことでしょうか・・・。
ビジネスローンを銀行融資全部のこととして
捉えているのだと思います・・・。


金融検査マニュアルには、こう書かれています。


 「債務者区分は、債務者の実態的な財務内容、資金繰り、収益力等
 により、その返済能力を検討し、債務者に対する貸出条件及びその
 履行状況を確認の上、業種等の特性を踏まえ、事業の継続性と収益性
 の見通し、キャッシュフローによる債務償還能力、経営改善計画等の
 妥当性、金融機関等の支援状況等を総合的に勘案し判断するものである。
 特に、中小・零細企業等については、当該企業の財務状況のみならず、
 当該企業の技術力、販売力や成長性、代表者等の役員に対する報酬
 の支払状況、代表者等の収入状況や資産内容、保証状況と保証能力等
 を総合的に勘案し、当該企業の経営実態を踏まえて判断するものとする。」


ちょっと長かったですね。
さらに・・・引き続き、ちょっと硬い文章ですが、
例えば、こんなことも書いてあります。


 「特に、中小・零細企業等については、必ずしも経営改善計画等が策定
 されていない場合があり、この場合、当該企業の財務状況のみならず、
 当該企業の技術力、販売力や成長性、代表者等の役員に対する報酬の
 支払状況、代表者等の収入状況や資産内容、保証状況と保証能力等を
 総合的に勘案し、当該企業の経営実態を踏まえて検討するものとし、
 経営改善計画等が策定されていない債務者を直ちに破綻懸念先と判断
 してはならない。」


このように金融検査マニュアルにおいては
経営改善計画書の重要性について語られています。

これは是非知っておいて下さい。

だからと言って、経営改善計画書を作成すれば
金融機関が甘〜く見てくれる・・・??
という単純なことでもないでしょう。


色々な情報を分析してみると
勉強になることが多々あります!

(07/2/23執筆)



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