銀行融資と連帯保証人。連帯保証人制度の光と影・・・。

現在、無担保ローン、つまり「ビジネスローン」が全盛です。
(ちょっと停滞気味か・・・)

大手銀行は、年商30億円の企業までも対象とする動きが
あるくらいです。

年商30億円ってすごいよなあ〜。
中小企業というより中堅企業だなあ・・・。


しかし、誰でも起業する“スタート”があります。
その際は、このビジネスローンを使うことは
原則として無理なのです。

最低、2年以上の実績がなくてはビジネスローン
は審査すること自体が無理なのです。


さて、起業する際に、問題となるのが「連帯保証人」です。

これは第三者連帯保証人といって、経営者本人の
連帯保証のことを意味しているのではなく、第三者の
連帯保証人が必要となることも多々あるということです。

だけど、頼みにくいですよね〜。
親兄弟ならともかく、友人や知人に連帯保証人の
お願いをするのは気持ちのよいものではありません。
(親兄弟にも嫌かな〜。)

実際、国民生活金融公庫には、無担保・無保証人の
制度はあります。

また、各自治体にも同様の制度があります。

しかし、もしこれらの制度にて融資をしてもらえない場合、
その際は、やはり第三者の連帯保証人がいるかいないか?と
いう問題にぶち当たるケースもあるわけです。

「連帯保証人制度をなくせ!」という声があります。
実際、国民生活金融公庫も信用保証協会も、
「原則として、連帯保証人を要求しない」としています。

連帯保証人制度は、社会問題化しております。
実際、政府でも様々な規制を設けようとしています。

だけど・・・、もし親兄弟に十分な連帯保証人としての資質が
あり、快く(しぶしぶ・・・?)、保証人を受けてくれるような環境
にある方がいるとします。

そういう方にとっては、この「連帯保証人」という制度の
お陰で、融資を受けることが出来る可能性が高いわけです。

極端な論調かもしれませんが、
連帯保証制度のお陰で、お金を借りることが出来て、
無事、事業を起動に乗せた経営者はたくさんいるわけですね。

私は、決して、
「連帯保証制度は素晴らしい!被害者が出たっていいじゃないか!」
等と賛美しているわけではないのです。

どちらにしろ、行政、政府には、起業しやすい環境づくりを
目指して欲しいと感じるばかりです。


起業家サイドでも努力は必要です。
第三者連帯保証人のお世話にならないために、
起業家として注意すべき点は、


 1.起業時
  ・自己資金を出来るだけ貯蓄する。
  ・事業プランを明確に!
  ・自分の経験・能力を活かせる事業が最適!
  ・銀行融資に多少でも知識をもっている
   税理士さんに顧問をお願いする。

 2.起業後
  ・売上高、利益をきちんと出す。
  ・節税はほどほどに・・・。
  ・納税は融資を受けるための先行投資です。
  ・税理士さんに密に相談をすること。


とても重要な基本です。


06/5/31執筆)




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