融資と助成金(1)。融資ばかりじゃないです!

銀行融資、公的融資のお話しが続いていますので
少々趣きを変えて助成金についてお話しようかと思います。

中小企業にとって、当然ですが、
銀行融資、公的融資のファイナンスが中心となります。

しかしながら、補助金・助成金の検討もしてください。
原則、返済不要の資金で
す。有難いですよ。


助成金の季節(春、秋)になると、
私は、多いときには4〜5社ほどの
申請の依頼を受けます。

これがまた大変です。。。

一人で事務所をやっているのでこれでも
限界を超えています。


皆さんも是非、ご自身で作成して申請してみて下さい。
(だけど本当に大変ですからね。)


お勧めの制度ですが、「事業化助成金」。
先ずはこれを目標に作成してみてはどうですか。

中小機構が助成機関です。年に2回実施されています。

ちなみに、私のいう助成金とは、
研究開発系の補助金・助成金


そこで、いくつかのポイントをご説明しましょう。
ただし、これは、これまで何年間か、私のメルマガを登録して
読んでくださっている方には同じことの繰り返しです。

しかし、こういう基本的なことが重要なんです。
3つほどご紹介します。



1.落とし所を明確に!

この“落としどころ”とはどういう意味かといいますと、
申請する事業の“よりどころ”みたいなものです。

公的助成金には、やはり大義名分があります。
それは、


 「社会性」


です。もう一度言います。


 「社会性」


です。お分かりですね??


 「この事業が上手くいくと、こんなに社会貢献ができるんだよ!」


と訴えるのです。

このように説明すると、絶対こういうことを言う社長さんがいます。


 「うちの事業に社会性なんてねーよ」。


絶対そんなことありませんからね。社長!!
社会貢献しないビジネスの方が少ないですよ。
コンセプト立案が重要なんです。



2.わかりやすい文章で!

何を当たり前のことを言っているの?と思われそうですが、
これが出来ない方は多いです。

特に、こてこての技術系の社長さん、先生(研究者)タイプの
社長さん、などなど・・・。

ご自身では当たり前のことでも、他の人にとっては、
まるで宇宙人の言葉のように感じられることは多々あります。


助成金の審査委員だって、制度によっては、
その分野の専門家とは限りません。


いいですか?

誰が読んでも理解できる申請書を作成してください。



3.当たり前だけけどワープロで申請書は作成しよう!

こういうことを言うと、


 「手書きで作成する人っているの?」


と思いたくなる方もいるでしょう。

まれにいます!!本当にいます。

想像がつくでしょ。
手書きは、読めません。

昔、通信教育で「ボールペン字」なんてのがありましたが、
よほど自信が無い限り、手書きで提出しないで下さい。

ワープロの方が、誰でも読むことができます。
これは当たり前ですが超基本!!


だけど、つい数年前まで、助成金の申請書って、ダウンロード
できませんでした。

こんなに行政窓口にHPが普及したのは、
そんな昔の話ではないんです。

だから、その当時は申請書を窓口にもらいにいって、
手書きで記入していたこともあったのですよ。

こんなエピソードがあります。

もう7年くらい前・・・。

ある地方の(超田舎)お客さんから助成金の書類作成の
依頼を受けました。

一緒に作成したのですが、申請書をワードで作って
あげたんです。それの方が綺麗だから・・・。

それで地元の窓口に提出したら、窓口の方が、


 「このワープロで作成した申請書はどうしたのですか?」


と驚いたそうです。さらに、


 「これはまずいでしょ・・・?」


と言われたそうです。
どうしてでしょうか?その方いわく、


 「この申請書には著作権があるから、これをワープロで
 打ったら、著作権違反ではないか?」


と言ったそうです。

社長も驚いたそうですが、それを聞いた私も
これには驚きました(笑)!!

結局、まったく問題なく申請できましたが・・・。



春と秋には助成金が集中します。
是非、申請してみてくださいね。


06/3/27執筆)




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