ビジネスローンと銀行融資・・・。

06年9月に、ビジネスローンマニュアルという
テキストを販売しました。

その際に何人かの方からとても
参考になるご質問を頂きました。

それをこの場でご報告させていただきます。



◆◇ 質問1 ◆◇

ビジネスローンと銀行の融資とはどう違うのですか??


<回答>
はい、これは、“銀行の融資”をどう捉えているかに
よって、回答が異なります。

こういう基本的な疑問を抱いている方は結構いるのでしょうね。
私としても、“わかりやすく”を心がけていても
やはり、専門家の思考回路になっているようです・・・。

融資の分類を大きく二つ分けてみます。


 1.公的融資
 2.民間の金融機関の融資


これを私なりにもっと細かく分類してみます。


 1.公的融資
   1−1.政府系金融機関の融資
   1−2.信用保証付きの融資
      (貸し手:銀行等、保証:信用保証協会)

 2.民間の金融機関の融資
   2−1.銀行、信金等の融資
      (1)プロパー融資
      (2)ビジネスローン
      (3)その他
   2−2.ノンバンクの融資


こんな感じです。

“銀行の融資”というのは、恐らく、
「1−2」や「2−1.(1)」を指しているのでしょうか・・・。

たぶん、今回ご質問をくださった複数の方は、
「1−2」との違いについて、だったような感じでした。

上のような分類で考えると、異なる分野の融資制度である
ということがご理解いただけると思います。

また、ビジネスローンはプロパー融資の一形態である
と同時に、実際に現場の感覚では、別物として
捉えている金融機関が多いと感じてます。




◆◇ 質問2 ◆◇

創業したばかりでもビジネスローンは活用できるのか?


<回答>

はい、これは、現時点では原則として活用できません。
ただし、平均的に、2期分の決算が終えた時点では
申請可能になります。

それじゃ、2年したらこの手の知識を身に付けて
対応すればいいのか?と言いますと、そんなことは
ありません。

ビジネスローンは、この2年間の決算の成績を重視
します。だから、顧問税理士と一緒になって同じ認識で
ビジネスローン対策をしていって欲しいと思います。

だから、2期の決算が終えて、それから「対策しよう」
としても、もう遅いのです。今からの対策が必要です。

しかしながら、これから創業する方やしたばかりの方は、
“対策”といっても、荷が重いでしょう。
よって、顧問税理士さんにも指導をしてもらってください。
融資に詳しい先生もいらっしゃいますよ。

また、「何とかしてよ〜」ではなく、「ここまで調べてのだけど、
先生、どうなんでしょうか?アドバイスを下さい」といって
顧問の先生に相談するようにして下さい。

たくさんの顧問先を持っている税理士さんはやはり
忙しいです。効率的に質問をして、相談に乗ってもらって下さい。




◆◇ 質問3 ◆◇

「国金」と「ビジネスローン」は同時に活用できるのか?


<回答>

このご質問は有難いことに、今回、「国金マニュアル」と
ビジネスローンマニュアル」を同時にお買い求め
くださった複数の方から事前に頂いたご質問でした。

回答としては、もちろんOKです。
しかし、当然ですが、審査あってのことです。

国金に融資の申請しているから、ビジネスローンを
申請(活用)できない、ということはありません。

またその逆もありません。

これは、例えば、信用保証協会の保証付き融資についても
同じです。これに申請しているからといって、ビジネスローン
に申請できない、ということはありません。

審査に通過すれば関係ありません。

またこういうことも言えます。

A銀行のビジネスローンに申請しているから、
B銀行のビジネスローンに申請することはできない、
ということもありません。

もちろん申請できますし、審査に通れば融資をして
もらえますから。

それだったら、何でもかんでも申請すればいいのか?
というそうでもないでしょうね(笑)。

やはり、出来るだけ、きちんと計画を立てて、
申請していただきたいものです。



06/9/11執筆)



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