トランザクションバンキングとは?(銀行融資との深い関係)

つい先日、
ある知り合いの社長さんから、こんな質問を受けました。


 「吉田さん、トランザクションバンキングって何??」


社長・・・そんな難しい言葉、どこで知ったんだろう?
と思いましたが、これは、リレーションシップバンキングと
相対する表現ですね。(こういう説明も正しいのかな・・・。)


まずは、「リレーションシップバンキング(リレバン)」に
ついて説明しますと、


 「金融機関が顧客との間で親密な関係を長く維持する
 ことにより顧客に関する情報を蓄積し、その情報を基
 に貸出等の金融サービスの提供を行うことで展開する
 ビジネスモデルである。」


とうことです。

よくわかりませんね。簡単にいうと、


 「事業計画や経営者や企業をみて、様々な要因を検討
 して総合的に長期的に金融サービスを行うこと。」


ということです。担保や第三者保証ばかりに頼ることなく
もっと会社を見て判断するという主旨です。

詳しくは、金融庁のHPまで。
http://www.fsa.go.jp/news/newsj/14/ginkou/f-20030328-2.html



さて、これに対するトランザクションバンキングというのは、


 「リレーションシップバンキングが長期継続的な取引に
 基づく定性情報を重視して融資するのに対して、財務
 諸表等の定量情報に基づき、一時点かつ個々の取引
 の採算性を重視して融資する手法のこと。」


だそうです。

難しいです。皆さんわかりますか?

トランザクションバンキングの具体的な形態は、
以下の3つに集約されると言われています。


 1.財務諸表貸出
 2.資産担保貸出
 3.クレジットスコアリング


はい、もっと簡単に説明しますと、皆さんご存知の


         「ビジネスローン」


は、3の「クレジットスコアリング」による融資に当たります。

超簡単に言うと、銀行の主流になっている
「ビジネスローン」が、トランザクションバンキングの
一つの形態である、と覚えておけばよろしいのでは
ないでしょうか?

これは中小企業白書等でも説明されているので、先ほどの
社長もきっと、何かのセミナーや書籍で知ったんでしょうね。
(確認してみよう・・・。)

やはりこういう難しい言葉が使われて、我々の耳に
入ってくるようになった背景には、銀行のビジネスローン
の普及が急速に広まったということもあるでしょう。

ビジネスローンが様々なシーンで議論の対象と
なっているのです。

そういう意味でも、経営者はビジネスローンを避けることは
できない環境になってきていると思います。

政府系金融機関も統廃合されますし、少なくとも
“窓口”が減るわけです。

そうすると、銀行を活用するシーンが今以上に増加します。
その入り口が(信用保証制度を除けば、)ビジネスローンと
なるわけです・・・。

避けては通れませんね。

06/7/28執筆)




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