融資コンサルタントと融資ブローカー

突然ですが、コンサルタントとブローカーの違いって
どこにあるのでしょうか?


 「吉田さんってブローカーでしょ??」


といわれた事は何度もあります。

だからと言って別段、気分は害しません。
そう思う方に、説明する必要もないからです。

また、


 「資金調達屋さん〜!!」


なんて言われたことも多々あります(笑)。


まあ、資金調達の国家資格があるわけではないし、
色々と怪しい世界ではありますね。


また、資金調達コンサルタント?ブローカー?から
の相談も非常に多いです。


最近こんな経験をしました。

ある“資金調達コンサルタント”から、
クライアントさんの件でご相談を受けたのです。

知り合いからのご紹介で会いました。

しかし、その人と打ち合わせをしても
どうも波長があいません。


ある事業者さんの件で相談に乗っている時でした。

その会社さんは、「信用保証を使いたくない」と
言っているそうです。

“いざ”という時のために「とっておきたい」と
言っているそうなのです。

しかしながら、とても小さな会社で社歴から言って、
そんなことは言ってられないと思います。

信用保証を使う時期、なんです。

コンサルタントも、別の方法で資金調達をしたい、
と言っています。

だけど、私は、
「信用保証を使えるのだから使った方がいいのでは・・・?」
とアドバイスしました。

しかも、確か、政府系金融機関も利用していません。


その押し問答を続けていると、
そのコンサルタントが、少々声を荒だけて、
“半ギレ”のように、こう言ったんです。


 「お客さんが、信用保証を使いたくないと言っているのだから、
 別の方法を考えてあげないと駄目でしょ。だから、私に相談に
 やってきたのであって、信用保証を使うのなら相談には
 こないでしょ。全く意味がないではないか!!」


と言うのです。

確かに、この言い分、一理あります。
このコンサルタントのスタンスなんでしょうね。

私とは全く違うんです。


だから、私は、こう言われたので、
もう話すことはないので、「そうですね」と言って、
黙り込みました。話すだけ無駄です。


そうしたら、そのコンサルタントは、
「次の予定がありますので・・・」と仲介者に、そう言って、
その場を立ち去りました。

その時、私の顔は一切見ません〜。


ちょっと悲しいですね。
仲介者の方も少々戸惑っていたかな??

こういうシーンって腹が立つ以上に、悲しくなります。


だから、私のような仕事を、


 「ブローカーでしょ??」
 「資金調達屋さん〜!!」


と呼ぶ人は絶対いなくなりませんよね(笑)。


コンサルタントと名乗るのなら、
「なぜ信用保証を活用したほうがいいのか?」
を説明してあげて、事業者が最良の方法を選択
することができる情報を与えてあげることが
必要なのではないかと個人的に思っています。

決して、この場合、“説得”する必要はないです。
“説明”してあげることが重要です。
“説得”はシーンによってはやはり反発を招きます。


もし、お客さんのいうなりにだけ動くのなら、それって
どういう仕事なんだろうか?と思います。


こういう場合には、これにはウラがある場合が多いです。


つまり、もし、信用保証を使うのなら、
事業者が自ら資金調達活動を行うかもしれません。
現在の取引先金融機関経由で申し込むからです。


但し、成功報酬型で仕事を請け負う方は、それでは
報酬が取れないと考えているのです。
(確かに、そうでしょう・・・。)

だから、他の方法でどこかの銀行から、ノンバンクの
債務保証付でもいいからビジネスローン的なもので
資金調達をすればよい、という考えもわかります。


ビジネス的にはこちらの方が断然いいです。
絶対に儲かります。認めます!!


だけど、これはコンサルティングではないです。
こんな仕事なら資金調達コンサルは、
営業力のある方なら誰でもできます。


結局、損をするのは??


そう・・・、会社さんです。


だけど、“損”とは気がつかないでしょう。



「いざという時の信用保証」と思っているようですが、
本当に会社の業績が悪くなっった場合・・・、
100%保証してくれるのか?
というと、そんなことないです。

やはり、利用すべき“時”には、利用すべきです。


一部の事業者さんはこれを勘違いしています。


「公的融資制度は、困った時のために取っておくべき」
という考えを頑なに信じている経営者がいます。


この考えは100%間違いだ!とは言いませんが、
よーく考えてくださいね。



まあ、私のような考え方のコンサルタントは
ボロ儲けはできません(笑)。

既出のコンサルタントは、私の数倍の稼ぎがあるはずです。

そういう考え方が一番楽だし、実際、儲かります。
だけど、長期の間、この仕事はできません。
(こういうスタイルの方は、転身も早いですがね〜。)


公的融資制度は、必ずしも困ったときの神頼みではありません。


この文書を読んでくださっている皆様は
この点、是非ご理解して欲しいと思います。

07/4/23執筆)




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