融資(銀行融資、公的融資)と家族の金融事故の関係・・・?

融資と家族の金融事故の関係・・・


 ・「主人の会社が国金さんに返済していないので、私がお金を借りれません」
 ・「父親が保証協会に残債があるため、私が保証を受けられないのですが・・・」


年間100人以上の起業家からご相談を受けていると、
このような相談が多々あります。

ベスト10に入るでしょう。

もう少し、詳細に解説します。


たとえば、あなたが起業しようとします。
それで国民生活金融公庫に創業融資の申し込みを
します。

そうすると、


 「○○○○さんは、あなたのお父さんですね。お父さんの会社には
 1000万円の残債があって、これがまだ未返済のままなのです。
 だから、息子さんであるあなたには融資できません。」


というような主旨の説明をされ
断られてしまう・・・。


一番、多いのが、

「お父さんが事業をしていて、これが上手くいかず
国金さんや保証協会さんへの返済が滞っている」

という場合ですね。

そうすると現実的に断られてしますケースが多いです。
ただ、これが大昔の話で、申請者の事業化の可能性が
高い場合は別だと思われます。

実際、そういうケースもありました。



自分では関係のないところで、起業が阻害されるんです。
本当に悔しい思いで一杯になります。


また、現在、女性の起業も増加しているので、
たとえば、奥様が起業したい、という場合も
同じようなことがあります。

ご主人が事業をしていて、返済が滞っているような
場合がこれにあたります。



こんな事例もあります。
ご主人はサラリーマン、奥さんは経営者。それで、離婚をしました。
ご主人は起業するわけです。それで国金や保証協会に融資の
申請をしました。

そうしたら、「○○さんは奥様ですか。」と質問されれば、
当然、「ええ、元妻です」と回答しますよね。

それで、結局融資をしてもらえない、
という結果だったこともあります。

そう、この元奥さんの事業が上手くいっておらず、
返済がストップしているのです。

だから、元ご主人にも影響が出たわけです。

偽装離婚だとでも思うのでしょうか・・・。残念ですよね。


もうこの手の話しはつきません。
思い出すだけでいくつ事例が出てくることか!!


それだけ、この悩みを持っている方が多いのです。
親族にこのような何らかの金融の事故のようなことが
あると、本人に影響することが多いのだなあと感じてます。

また、国金さんや保証協会さんにこう言われると
もうどうしようもありません。

私のところにもご相談にくる起業家は、「色々な専門家に
相談はしたのだが、打開策がどうしても見つからなかった」
という方ばかりです。

これに裏技はありません。
(そもそも資金調達に裏技は存在しない
というのが私の持論ですが。。。)

もし、あなたが返済できるのなら、関係ないことですが、
あなたが返済するしかないでしょう。

それで、チャラにして、あらためて
あなた自身が申請するしかありません。


これが一般論としての優等生的な回答です。


だから、多くの起業家が、
「色々な専門家に相談はしたのだが、
打開策がどうしても見つからなかった」
となるのです。


これには、これで解決策はあります。
ただ、セオリーはありません。

全て、その方のおかれている状況によって、
処方箋は異なります。

ある方にとっては、一発逆転的に解消できる場合も
ありましたし、残念ながら、どうしようも無い方も
いらっしゃいました。

また、
「どこまでその事業をやりたいのか?本気なのか?」
にも大きく影響してきます。

副業的なイメージで考えていた・・・という方は、
起業を止めた方がベターかもしれません。

障害が大きすぎます。

また、お金を掛けない起業方法を検討する必要もあるでしょう。


安倍内閣が「再チャレンジ」と言ってますが、
私は、「この問題が何とかならないものか・・・」
といつも思います。

07/4/5執筆)




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