公的融資と1円起業について(2)

結局、何か言いたいのかといいますと、
要は、


「できる限り自己資金を持って起業した方が開業融資の申請は有利です。」


ということです。

自己資金がほとんどなくて、10万円で法人を作っても
開業融資は困難です。

それに対して、
自己資金が500万円あって、個人で開業する起業家の方が、
開業融資を受けられる可能性がはるかに高いのです。


新会社法がスタートして、「法人を設立しやすくなった」
のは事実です。

しかしながら、開業融資が受けやすくなったわけではないのです。


知り合いの行政書士さんや司法書士さんから、
お客様からの、

 「資本金額はどれくらいにすればいいのか?」

という質問に対して、例えば

 「そうですね。300万円くらいでは・・・」

と回答すると

 「それは、なぜですか?」

と切り返される。

そうすると、その理由を上手く説明できない時がある、
というお話しを聞いたことがあります。

それで結局、「一先ず10万円で法人を作ってしまう」
という結末になることが多いそうです。
(まさに、これが落とし穴です。)


この話しを突き詰めていくと、それこそ本当に
細かい話しになってしまいます。

様々な論点から考える必要があります。


一先ずは例えば、前回からお話ししているようなことを
起業家の方にご説明してあげたらいかがでしょうか?

<バックナンバー>
http://blog.mag2.com/m/log/0000124162/108313708.html


自己資金が重要・・・、事業に使えるご自身の資金が
多ければ多いほど融資の可能性は高い。

だから、何しろ法人ありき、ではなく
自己資金の影響が大きいのです。

ただ、取引上の事情等によって、法人が必要だ
という方もいますから何とも言えないのですがね。

これはケースバイケースだと言えます。


よって、私が言っているのは、
あくまでも“資金調達”の側面からのお話しです。

行政書士や司法書士の先生方は、
様々な論点からご説明してあげてください。


起業家の方も十分に考えてくださいね。

07/3/7執筆)




「銀行融資、公的融資に関する融資情報&トピックス」のINDEXに戻る。
「公的融資&銀行融資攻略ナビTOP」に戻る。


銀行融資、公的融資による資金調達をサポートするマイベストサポート(MBS)吉田学
Copyright 2005 by My Best Support. All rights reserved
マイベストサポート(吉田学)の許可なく本文書の一部あるいは全文のコピーならびに転用を禁じます。