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銀行融資・公的融資 新手法/ノンリコースローンについて
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“ノンリコース”ローンは、海外では融資手法として代表的な考え方です。これに対して日本は“リコース”ローンなんです。
これで何となく意味がわかりますか・・・?!
この「ノンリコースローン」とは、返済原資を対象プロジェクトの収益や資産に限定した融資の仕組みです。
特別目的会社(SPC)が不動産などの担保を処分しても融資を返せなくなった場合でも、会社などに返済の責任は求めません。
たとえば「不動産ノンリコースローン」では、貸主は、不動産価値が下落しても、原則として当該不動産以外の資産からの債権回収は行えません。
他方で借主は、対象不動産の処分等によって得られる価値を超える債務に対する返済義務を負う必要はありません。
何とも有難いローンで、最近はとても盛んに活用されているスキームです。
我々の身近な事例では、あのホリエモン(堀江さん)で有名になった「六本木ヒルズ」です。「六本木ヒルズ」の開発事業は、日本政策投資銀行(DBJ)と民間金融機関十数社により組成された六本木ヒルズに関する不動産開発ノンリコースローンによって資金調達を実現しました。
DBJと民間金融機関で、総事業費約2,700億円のうち、なんと1,700億円を融資したそうです!
この「不動産開発ノンリコースローン」は、英国プロジェクトファイナンスマガジン誌より、2002年度のアジア太平洋地区不動産ファイナンス部門ディール・オブ・ザ・イヤー賞を受賞したそうです。
本プロジェクトは総事業費約2,700億円の国内過去最大の市街地再開発案件であり、みずほ証券が森ビル株式会社のフィナンシャルアドバイザーに就任して、みずほコーポレート銀行(ドキュメンテーションエージェント)及び日本政策投資銀行(DBJ)が共同して総額1,700億円のローンシンジケーションの取りまとめにあたりました。
建設期間中は森ビルの保証付きローンでしたが、事業安定化後は、ノンリコースベースでファイナンスされる仕組みをとったそうです。
中小・零細事業者にとっては何だか雲の上の存在のような融資手法のように思えますが、個人向けに行われているノンリコースローンもあります。アパート経営などを行いたい個人を対象とした、いわゆるアパートローンのことです。
そういう意味でも、それなりに身近な融資手法ではあります。
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